TEAM

eR@sers



仲戸川 凱,松前 侑香,能登 稜介,新林 大弥,三次 遼太,
松居 蒼透,坂巻 新,竹中 直哉,水地 良明,西野 順二,稲邑 哲也

チーム

eR@sers (イレーサーズ)

生活支援を目的としたロボットの知能の研究


発足
2000年

所属
玉川大学

RoboCup 2024*
準優勝

*RoboCup 2024 Eindhoven @Home DSPL (世界大会)

チーム紹介 / 研究活動

AI基盤モデル

プログラミングでなく自然言語指示でタスクをこなす

コンセプト

即戦力になるロボットの実現

環境変えずに導入可
物を掴める移動ロボット

多様なタスクに対応
AI基盤モデル

協調と役割分担
ロボットの連携


こんにちは.チーム,イレーサーズです.

イレーサーズは2000年に発足の,玉川大学に所属する,ロボット競技チームです. 私達は主に生活支援を目的としたロボットの知能の研究を行っています. また,その検証として主にロボカップ@Homeリーグに参加しています.ロボカップ@Homeリーグは,ロボットが人間の生活空間で家事などの様々なタスクをこなすことを目指すリーグです. 直近のRoboCup 2024では,DSPL部門で準優勝を果たしました.

先程言及した研究活動の1つを紹介します. AI基盤モデルを活用した研究で,この動画にあるように,自然言語で「テーブルを片付けて」と指示を与えると,ロボットにその動作をプログラミングすることなくタスクを解くような研究です. この様な,ロボットが人の生活を支援するための知能の研究を行っています.

私達のコンセプトは,実環境のコンビニで即戦力となるロボットの実現です. そのため,3つのゴールを掲げています. 1つ目は,環境を変えずに導入可能なロボットの実現です. これには,単タスク特化のハードウェアを用いるのではなく,移動可能な汎用ロボットを用いるような工夫をしています.また,店舗に既存の標準陳列棚をそのまま利用したり,店舗や商品に追加のインフラを用意することなく対応できるようにします. 2つ目は,多様なタスクに対応できるAI基盤モデルの活用です. AI技術を活用することで,どんな環境でも即座に適応でき,様々なタスクをこなせるロボットを目指します.例えば,今回はおにぎりのみの陳列ですが,接客だったり,お掃除だったり,様々なタスクにも対応可能です. 3つ目は,ロボット間で連携することで各ロボットの欠点を補完し合うことです. こういった工夫により,既存の店舗ですぐに働ける,即戦力となる実用的なロボットの実現を目指します.